2010年11月の記事
引き続き伝建地区、佐原の現場レポートです。西の宮改修工事の現場から今回は洋館の改修をご紹介します。
<右奥に見えるのが解体前の洋館>
現在修復工事中の洋館は第2期工事になります。骨組みまで戻し、構造を補強、修繕して全て再現します。
<解体して骨組み状態になった洋館>
<洋館にもともとあった窓>
洋館の窓は、今となっては大変珍しい、分銅を使った木製の上げ下げ窓です。
窓の復元方法と納まりをみんなで検討しているところです。
右端に見えるのが分銅です。↓
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工事の様子 Construction Site Diary |
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<西の宮改修工事>
西の宮は、通り沿いの町家2軒、その裏側にある洋館と土蔵、倉庫、計5軒の建物群から成り、第一期から第三期工事に分けて少しずつリノベーション設計を行っています。
第一期工事は通り沿いの町家2軒の修復でした。これらは、度重なる改装で、軒は切られ、階高もかさ上げされ、増築の結果、もともとの形は跡形も無くなっていました。
<改修前>
<改修後>
第二期工事は裏側にある洋館と土蔵で、現在修復中です。
第三期工事は倉庫の修復です。
通りの裏側は屋根で覆われていましたが、屋根と倉庫の一部を解体したことによって中庭が生まれ明るい空間になりました。
<解体前の倉庫>
<解体後の倉庫>
<倉庫の一部と屋根を解体して生まれた中庭>
左にちらっと見えるのが土蔵です。
まだまだ現在進行中です。これから頻繁にUPしていきます。
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