『工事の様子 Construction Site Diary』 カテゴリーの記事
清々しい秋晴れの下、昨日、地鎮祭を行いました。
地鎮祭は、工事を始める前に、施主、設計者、工事業者が一同に会し、土を掘り返して新たな建物を建てることを神様に報告し、工事の安全をお祈りするという儀式です。
早朝に切ったばかりの青竹を敷地の真ん中に4本立て、その角を結んで四角形に縄を張り、そこにシデと呼ばれる稲妻型の白い紙を取り付け、白木でできた祭壇に海の幸、山の幸、米、酒、塩を供え、その横に砂山を盛ります。
儀式が始まると、神主さんが「オオー」と唸り、神様をお迎えします。そして、工事に関わる人々が玉串(サカキの枝)を供え、工事の無事を祈りました。
地鎮祭は、本当にすばらしい日本の伝統だと思います。どのひとつの行為をとっても意味深く、かつ美しいのです。私も、謙虚な気持ちになって心を引き締め、これから始まる工事が滞りなく、安全に進むことをお祈りしました。
最後は、御神酒で乾杯し、神主さんと建主のご家族と一緒に記念撮影をし、朗らかに会を閉じました。
安全で快適な住まいを作るため、これから一生懸命、設計監理の仕事をします!
今回、神主さんの祝詞を聞き、切白紙がはらはらと風に舞うのを見、私たちを守ってくれている神様のことを想っていたら、なぜかジーンと涙がこみ上げてきました。自然の恵みのおかげで私たちはこうして健やかに生かしていただいているのだということを強く感じたからです。そして、自然を冒涜する原発、昨今の放射能問題のことが思い出され、地の神、天の神に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
投稿者:Yumi Kori |
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南澤邸上棟式の写真を追加でupしました。
鳥谷部建設の鳥谷部社長(右端)と職人の皆さんです。
遠藤の小中学校時代の同級生3人組です。
左から、今回サッシ工事をしてくれる山形さん、施主の南澤さん、そして遠藤です。
社長のかけ声と共に木槌で梁をたたきます。建物が長く持ちますようにと願いをこめた儀式です。
餅を拾っている様子です。暗くなって来たのでよく見えなくて頭にぶつけている人もいました。
投稿者:Toshiya Endo |
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青森県むつ市で建設中の南澤邸の上棟式を行いました。
式が終わってから、南澤さん、大工の棟梁、遠藤が屋根に登り、紅白のお餅、五円玉、お菓子などを撒きました。
御近所の方々や南澤さんの生徒たちも集まり、おおいに盛り上がりました。
最近では、こういった光景をみることは少なくなりましたね。
無事上棟式も終わり、これから屋根、外壁の工事が始まります。
本当は、雪が降る前にこれらの工事を終わらせたかったのですが、雪は待ってくれませんでした。
以上、雪景色の青森から、現場報告でした。
投稿者:Toshiya Endo |
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引き続き伝建地区、佐原の現場レポートです。西の宮改修工事の現場から今回は洋館の改修をご紹介します。
<右奥に見えるのが解体前の洋館>
現在修復工事中の洋館は第2期工事になります。骨組みまで戻し、構造を補強、修繕して全て再現します。
<解体して骨組み状態になった洋館>
<洋館にもともとあった窓>
洋館の窓は、今となっては大変珍しい、分銅を使った木製の上げ下げ窓です。
窓の復元方法と納まりをみんなで検討しているところです。
右端に見えるのが分銅です。↓
投稿者:admin |
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<西の宮改修工事>
西の宮は、通り沿いの町家2軒、その裏側にある洋館と土蔵、倉庫、計5軒の建物群から成り、第一期から第三期工事に分けて少しずつリノベーション設計を行っています。
第一期工事は通り沿いの町家2軒の修復でした。これらは、度重なる改装で、軒は切られ、階高もかさ上げされ、増築の結果、もともとの形は跡形も無くなっていました。
<改修前>
<改修後>
第二期工事は裏側にある洋館と土蔵で、現在修復中です。
第三期工事は倉庫の修復です。
通りの裏側は屋根で覆われていましたが、屋根と倉庫の一部を解体したことによって中庭が生まれ明るい空間になりました。
<解体前の倉庫>
<解体後の倉庫>
<倉庫の一部と屋根を解体して生まれた中庭>
左にちらっと見えるのが土蔵です。
まだまだ現在進行中です。これから頻繁にUPしていきます。
投稿者:admin |
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以前にブログでも紹介したマンションのリノベーションの工事が始まりました。
計画通り、個室の壁を取り去ると、南北に視界が開け、マンションの住戸全体に、気持ちのよい光と風が流れるようになりました。これから、和室や書斎コーナーなどをつくり、各部屋を引戸や障子でつないでいきます。刻一刻とかわる現場に通うのは、楽しいです。
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<解体前>リビングから廊下方向を見たところ |
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<解体中> |
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<解体後>壁と天井も取払った状態 |
設計は、前の住人の方が入居中だったので一度だけ下見をして寸法を測らせて頂き、それを頼りにデザインの決定をしました。結果、現場に入って解体してから初めてわかる事実もたくさんありました。多少の計画変更が生じましたが、その都度、現場の方には臨機応変に工事を進め ていただいています。
クライエントの方とは、現場を見ながら、詳細な仕上げを最終決定していきます。
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廊下のニッチをさらに広げられるか穴を開けて調べています。
皆さん興味津々で眺めています。 |
引き渡し予定日に間に合うように現場の方をはじめ、私たちもお盆返上で作業をしています。
あと3週間ほどで完成予定です。
文責:たにむら
投稿者:Tanimura |
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都内で木造アパートの改装工事を行っています。
築20年が経過しているため所々手直しが必要で、屋根や外壁の一部も併せて工事を行いました。
今は内装工事が進行中です。
元々別の号室だった部屋の間仕切り壁を取り払い、天井の高さ、
形状を変え、2箇所にトップライトを新設。
さらにロフトに上るための鉄骨階段も新設しました。
以前は梯子を使用しており、とても不便でした。
以前よりとても広々して、トップライトからの光りで明るい
空間に変わり、風も良く通るようになりました。
中央の梁は松の太鼓丸太を使用しています。
竣工は8月末の予定です。
毎日暑い日が続いていますが、監督さんも大工さんも丁寧に手際よく
作業しています。
これから家具も入り仕上げの作業に入っていきます。
文責:イソ
投稿者:Kensuke Iso |
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