『設計のプロセス Design Process』 カテゴリーの記事
昨年より進めてきたグループホームの実施設計がほぼ完成し、新しい模型を作りました。外観は見る方向によって、小さな家のように見えたり、中庭を中心に広がる大きな家に見えたり、グループホームという施設の性格を考えて多義的なイメージを持つデザインとしました。
南側に大きな庭があり、一階の居間や食堂和室から自由に庭に出られま す。また、お風呂も小さな庭があり楽しい入浴ができ、開放的なプランになりました。また、サービス動線も十分考慮し、職員さんが気持ちよく働けることを考 えました。2階の個室もバルコニーに面した掃き出し窓があり、自然採光と通風がとれる気持ちのよい居住環境を作りました。ここに入居される高齢者の方が、いつまでも元気で楽しく暮らしていただけることを願って、さらに現在、詳細な設計を進めています。
投稿者:Yuli Sasai |
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昨年、コンペで、スタジオ宙が設計者として選ばれた、
中庭付きグループホームの設計プロジェクトがようやく動き出しました。
認知症の高齢者の方が、いつまでも元気に暮らせる為には、どうしたらいいのか。
機能性、経済性だけでなく、快適性やデザイン性も考慮した、
高齢者に優しい住まいを設計するためには、どんなレイアウトが適しているのか。
2ユニットのグループホームを快適に且つ効率良く併設するにはどうしたらいいのか。
現在、様々なプランの検討を重ねています。
<第一案 模型鳥瞰写真>
緑あふれる中庭を中心に、建物の隅々まで、採光、換気が行き渡り、
楽しみながら暮らすことのできる気持ちの良い建物を目指し、計画しました。
<共用部分>
中庭に面した食堂、リビングは光りと風が抜ける気持ちの良い場所となっています。
オープンキッチンの厨房からは食堂、中庭が見渡せます。
2階は、南に面した大きな高窓から採光ができ、また、効率的に通風もできます。
<居室部分>
1階は庭の風景を、2階はバルコニー越しに眺望を楽しむことができます。
居室にいながらも、中庭の気配が感じられ、建物のどこにいても、
暖かみのあるグループホームを考えています。
投稿者:Tanimura |
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祖父母、父母、息子夫婦。現在、それぞれの場所で暮らしている3世帯が、集まって一緒に暮らすための住宅を設計しています。
生活習慣の異なる3世帯が、個々の生活を楽しみながら、 お互いの気配や、つながりを感じられるような住宅になるように計画しています。
いくつか模型を作って検討中です。
<中庭案>
<大屋根案>
投稿者:Tanimura |
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ニューヨーク在住のご夫婦の為、
東京に別荘をつくる計画をすすめています。
模型で、階段の形やロフトの位置など
全体の空間構成を検討した結果、
左右対称に2つのロフトスペースがある、
小さいながらも変化に富んだ、楽しい住宅を提案しました。
現在、実施設計を進めています。
投稿者:Tanimura |
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先日、都内に建つ3LDKのマンションの改装を依頼されました。
南北に細長い、マンションの典型的な間取りです。
現状の間取り(上記左図)では北側の個室と南側にあるリビングが分断され家族の気配が感じられません。
そこで真ん中の納戸や壁を取り、 南北に光と風、視線が通り抜ける空間の提案をしました(上記右図)。
こうすることで家族の気配が感じられ、北側にいても南側の暖かさや大きな窓越しに見える景色を楽しむことができます。
また、新設する和室は、床の高さを上げてリビングの家具などに視線をじゃまされずに和室からも景色が楽しめる様になっています。
[提案した間取りのイメージ図]
南北に室内空間が繋がる様子がわかります。
[現状の間取り: 南側バルコニーから室内を眺める模型の写真 ]
個室の壁が南北を分断しています。
[提案した間取り: 南側バルコニーから室内を眺める模型の写真]
納戸や壁を取ることで光と風が通り抜ける空間になります。
現在、模型や図面でいろいろと検討中です。
投稿者:Tanimura |
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一年越しで進めてきた 京都 F Projectの実施設計が完成しました。
最後の追い込みは、お盆休みも返上してスタッフみんなでがんばりました。
絶景地に建つこの地に、大きな水庭を作り、その廻りに桜を植え、その間を散策できる散歩道を作りました。
水に浮かぶラウンジ、高い吹き抜けのホール、各室からは、空、水、緑が見え、静かな時間を過ごすにはぴったりの空間が設計出来ました。
これから建設の準備を始めるのが楽しみです。
投稿者:admin |
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