『展覧会情報 Exhibition Info』 カテゴリーの記事
2023. 10. 24
郡裕美が参加する芸術祭《箕面の森アートウォーク2023》 が、10月20日より始まりました。 すでに多くの方々が鑑賞してくださっていて、嬉しい限りです。
10月29日(日) 13:30
11月3日(金) 12:00
郡裕美 によるアーティスト・トークが行われます!
作品制作の背景や箕面山瀧安寺という場所のもつ歴史など、参加作品である「EVOCATION」 を取り巻く様々な事柄について、郡が説明していきます。
最新の作品の説明は、こちら をご覧ください。https://www.studio-myu.com/news/archives/6731
EVOCATION
インスタレーション :Yumi Kori / 郡 裕美制作: 大阪工業大学 郡裕美研究室+有志、越智工務店、studio C、mtit、アルテ・アバン、スタジオ宙会期: 2023年10月20日(金)〜11月3日(金) 時間 :10:00〜16:30 (入場は16:00まで)郡裕美 アーティストトーク: 10月29日(日)13:30~14:30(瀧安寺 境内) 11月3日(金)12:00~ (瀧安寺 境内)最寄り駅: 阪急箕面駅 (梅田駅より阪急電車で30分)芸術祭の会場 :箕面山 瀧安寺 / 聖天宮 西江寺 / 箕面大滝前 / 梅屋敷 / 琴の家 阪急箕面駅から大滝への滝道に様々なアーティストの作品が展示されます。郡裕美 展示会場: 瀧安寺の赤い橋を渡った有料エリア(入館料500円) に設置。 瀧安寺は箕面駅より徒歩15分瀧安寺 は、修験道を創始したといわれる役行者が箕面滝で修行をした由来で、658年に建てられました。その客殿と鳳凰閣(武田悟一設計、登録有形文化財)が、芸術祭の会期中は特別公開されます。
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2023. 09. 26
2018年の台風被害で大破した箕面山瀧安寺の庫裏(本坊)の跡地にインスタレーションを作ります。庫裏はかつて寺の台所。もともとの建物には越屋根(かまどの上の煙抜き)があり、ここで煮炊きされた食事は長年多くの修験者を支えてきました。タイトルの「EVOCATION」というのは「想起」という意味。今回、その「失われた庫裏の記憶をかたちにする」ことを考えました。
かつて、ここには大屋根の庫裡があり、 はるか元禄の時代より、 多くの修験者たちの食事を賄ってきた。 土間のかまどでは火が絶えず、 木組みが見える高い小屋裏の、 煙抜きから差し込む天光は、 さぞ美しかったに違いない。 5年前の台風でその建物は大破し、 跡形もなく解体された。 時の流れの儚さを受け止めて、 未来につながる確かな記憶を伝えたい。
今秋 10月20日(金)より開催される《箕面の森アートウォーク2023》 の正式参加作品です。芸術祭の間は、会場の《瀧安寺》 の客殿と鳳凰閣(武田悟一設計、登録有形文化財)もこの特別公開されます。また、会期中は、阪急箕面駅から大滝へと続く滝道にアーティスト達が様々な作品展示をします。
※ 芸術祭への出展に伴い、郡が教鞭をとる大阪工業大学空間デザイン学科の郡研究室 が中心となって、10月13日 作品制作に伴う建築ワークショップ を行います。詳細は《こちら》 .
EVOCATION / 想起 会期 :2023年10月20日(金)〜11月3日(金) 時間 :10:00〜16:30 (入場は16:00まで)会場 :箕面山 瀧安寺 境内 (入館料500円)最寄り駅: 阪急箕面駅 (梅田駅より阪急電車で30分) ※瀧安寺は箕面駅より徒歩約15分制作: 大阪工業大学 郡裕美研究室+有志、越智工務店、スタジオ宙、studio C、mtit
さて、今回のアートプロジェクトの背景を紹介します。
《瀧安寺》 は、修験道を創始したとされる役行者が箕面滝で修行をし、滝のそばに自ら弁財天の像を祭祀して箕面寺(のちの瀧安寺)と称したことを起源とする。山岳の道場として多くの修験者を受け入れることで発展し、現在に至る。今も多くの修験者がここを訪れる。
瀧安寺 の客殿と庫裏跡地を本堂側から箕面川ごしに見る。
台風被害前の庫裏 の外観写真 : 庫裏は寺の台所。大屋根には越屋根(かまどの上にある煙抜き)があ利、土間と空をつないでいた。
台風被害前の庫裏 の鳥瞰写真: 客殿とつながって庫裡(台所・本坊)があり、越屋根(かまどの煙抜き) が見える。
その際、お寺の台所として瀧安寺の重要な役割を果たしていたのがこの庫裏 である。外観を特徴づけている越屋根の下の土間には大きなかまどがあり、そこで煮炊きされた食事は修験者に供されてきた。しかし2018年に発生した台風21号によって倒れたケヤキの巨木が庫裏に直撃したことで、大屋根が陥没し、建物は大破する。
台風被害後(大破した庫裏の撤去工事中)鳥瞰写真
庫裏の跡地が空き地になっている現在の鳥瞰写真
古来から食を施して修験者を支えるという重要な役割を担っていた庫裏。 その記憶をかたちにするサイトスペシフィックな作品を作りたいと思った。
江戸時代に描かれた箕面瀧安寺の鳥瞰図 『摂津名所図会』
最寄り駅: 阪急箕面駅 (梅田駅より阪急電車で30分) ※瀧安寺は箕面駅より徒歩15分 箕面は、大阪梅田から電車で30分とは思えない自然あふれる場所。秋の箕面山とアートを楽しみに、是非おいでください。箕面ビールも有名です!
右は箕面大滝の写真です。秋の美しい箕面の自然を楽しむついでに是非おいでください!
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2023. 08. 08
現在、郡が教鞭をとる大阪工業大学 郡研究室の学生の「あいりんセンター建て替え」設計提案作品が大阪西成で展示されています。会期は明日、8/9(水)までです。皆様、ぜひお立ち寄りください!
西成労働福祉センターのホームページに展覧会のお知らせが告知されました。 こちらもご覧ください。https://www.osaka-nrfc.or.jp/news/5314
西成の場所性から、段ボールの箱を積み上げて展示台を造りました。
会期 6/24(木)〜8/9(火)休日:日祝 時間 平日9:00~17:00 / 土曜日9:00~12:00会場 西成労働福祉センター仮事務所1Fロビー大阪市西成区萩之茶屋1丁目3番28号アクセス ①JR/南海 新今宮駅 西出口より徒歩3分 ②地下鉄 動物園前駅 6番出口より徒歩10分問い合わせ先 西成労働福祉センター総務課 06-6641-0131(平日)午前9時~11時45分(土曜)午前9時~12時
投稿者:Yumi Kori |
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2023. 05. 11
スタジオ宙が設計した芦屋の住宅で展覧会が開催されます。バリ島在住のバティック作家、麻生クミさんの作品展です。
広々とした玄関をギャラリー空間としても使える設計で、オーナーはこの玄関を『福芦庵』と名付けて、地域に開放し、これまで数々の出会いを生み出してきました。皆様もこの機会に、ぜひお越しください。
「更紗を楽しむ」 会期 :5月14日(日)〜5月21日(日)12時〜18時要予約 : fukuroan@gmail.com までお問い合わせください。
展覧会をきっかけに近隣の人とのつながりや新しい出会いも生まれたらいいなーという建主の思いが、この家を建てることで実現しました。私たちは、この住まいを「観天望居」と名付けました。紹介ページはこちらです。
http://www.studio-myu.com/architecture/archdeta/kanten.html
投稿者:Yumi Kori |
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2023. 01. 26
試作を重ね、郡裕美が新しいインスタレーション作品を制作しました。 会期は2月12日の日曜日までです。
ギャラリーは大阪城の外堀跡、空堀にあります。 今はレトロな商店街が有名な素敵な場所です。 空堀の町散策も兼ねて是非お越しください。
Border / 郡裕美展 〇会期: 1/25(水) ー 2/12(日) 12~ 7pm 月・火・日は休廊 ( 2/12は開廊~5pm) 〇会場: +1 art 大阪市中央区谷町6−4−40 地下鉄 谷町六丁目駅 4出口1分
〇展覧会の詳細は www.plus1art.jp
「BORDER」作品説明
昨年の夏、ブラジルの小島に滞在した。 どこまでも続く空と海を全身で感じたくて、毎朝、日の出前に起きて海岸で瞑想をした。大きく息を吸い込むと朝の空気が私の体を満たし、ふーっと息を吐くとさっきまで体の一部だった空気は再び大気へ返っていく。 太陽が昇ると静かな海に入る。身体の境界が溶けて海水と一体化していく。
砂浜には波の形が映されて砂紋ができ、浜に棲む数々の生物の生命の跡が残る。 私は足元に落ちていた貝殻を拾い、砂の上に線を描いてみる。 朝日の鋭角の光が深い影を作り、世界をあちらとこちらに分ける境界線になり、 同時に私の生きた跡にも見えた。 その境界線にまたがると、2つに分けられた世界が一つになった。 日が昇りきると、砂の上の線は満ち潮のなかにすっかり消えていた。 初めて砂浜に線画を描いた朝、母が危篤だという連絡が届いた。 飛行機の予約が取れるまで、私は毎日、母のことを思いながら海岸に線を描いた。 現れたり消えたりする境界/BORDERをテーマにした作品を作りたいと思った。
2023/01/25 郡 裕美
投稿者:Okumura |
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2022. 10. 25
私たちが設計させていただいた住宅「観天望居」で、佐藤有紀さん(絵画)と相神ゆりさん(香り)の展覧会が開催されます。「観天望居」は、玄関を広くとってギャラリーとして使える設計で、今回はリビングなど住宅部分にも絵画が展示され、住まいとアートが融合したクリエイティブな空間を楽しんでいただけます。是非おいでください。
アート展覧会をきっかけに近隣の人とのつながりや新しい出会いも生まれたらいいなーという建主の思いが、この家を建てることで実現しました。この住宅 / ギャラリー(観天望居)の紹介ページ はこちらです。
http://www.studio-myu.com/architecture/archdeta/kanten.html
Synesthesia2 ~絵画と香りの空間~
会期:2022年10/30(日)~11/6(日)、12時~17時
要予約 : fukuroan@gmail.com まで(予約いただいた方に立地情報を送らせていただきます。)
作家在廊日:佐藤さん 10/30(日)、11/3(木祝)、11/6(日)、相神さん 10/30(日)、11/3(木祝)
また、相神さんによるワークショップ ロールオンアロマ (要予約) も開催されます。
WS :10/30(日)、11/3(木祝) 各日2回 14時~、15時~ 会費: 2千円(材料費・税込)
ワークショップ 申し込み:aikammyu@gmail.com https://arbre-aroma.com/
投稿者:Okumura |
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2022. 03. 25
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2022年2月24日、ロシア軍が突然ウクライナに侵入しました。 町が爆撃され、人々の生活が破壊される惨事を見て 強い憤りと深い痛みを感じています。 戦争が1日も早く終わり、 愛する人との平穏な日々が戻ることを願い、 ウクライナの国旗の青と黄色の光に、 希望と絆を表す言葉を投影し、 平和を愛する人々との連帯と戦争への抗議を表しました。
発案:郡裕美, 設営: 郡裕美+奥村収一 / スタジオ宙、Ikuma, Akihito, Kohei, Akie / 大阪工業大学 空間デザイン学科 郡裕美研究室LSDL有志、 主催:金森秀治郎 ( 日本橋の家 オーナー )、場所:ギャラリー日本橋の家 (大阪) , 期間:2022. 2. 25 – ロシアの侵攻が止まるまで All right reserved 2022 ©️ Yumi Kori
On the day of February 24, 2022, Russian troops suddenly invaded Ukraine. Seeing the devastation as towns were bombed and people’s lives were destroyed We feel strong indignation and deep pain. We hope that the war will end as soon as possible. to be able to live peacefully with their loved ones. In the light of the colors of the Ukrainian flag Projecting words of hope and bonding, and Solidarity with peace-loving people and protest against the war.
HOPE Installation : Yumi Kori Shuichi Okumunra / studio MYU Ikuma, Akihito, Kohta, Akie / Osaka Institute of Technology Organizer: Shujiro Kanamori Location: Gallery Nipponbashi no ie, Osaka, Japan Period: 2022.2.25 until the War ended.All right reserved 2022 ©️ Yumi Kori
投稿者:Yumi Kori |
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