『建物の完成 Project Completion』 カテゴリーの記事
北鎌倉の古家に風呂小屋を増築。自然に溶けるくつろぎの空間が生まれました。古家の歴史を重ねた趣を壊すことなく、そして新しく作ったものが古さにこびる事なく凛として、そんなことを考えて設計しました。伸びるに任せた庭木の新緑と古木は美しく共存し、新しい風呂小屋と古家もまた、新しいハーモニーを奏で始めていました。
投稿者:Yumi Kori |
建物の完成 Project Completion |
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名古屋で鉄骨3階建のエコ住宅のモデルハウスが完成しました。
鉄骨造だから思い切って開放的な空間ができました。
自然素材を多用し、冬暖かく、夏涼しい、環境共生型の住まいです。
オープンは5月の中旬。
興味のある方は、見学できますので、ご連絡ください。
投稿者:Yumi Kori |
建物の完成 Project Completion |
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引越しから半年が過ぎ、「家らしくなったから是非おいで下さい。」と、建主から暖かい招待をいただきました。私たち設計スタッフ、大工さんも交えて、楽しい時間を過ごしました。建物を楽しく使っていただいているのをみると、設計者として本当に嬉しいです!
ダイニング、キッチン、庭のつながり。楽しく使っていただいていました。
吹き抜けを通して、2階の個室から一階の居間の気配が感じられます。庭もよく見えます。
2階の子供室の廊下にある勉強コーナーは、吹き抜けに面していて、家族みんなが楽しく使っていただいているようで、いい感じでした!
投稿者:Yumi Kori |
建物の完成 Project Completion, 日常風景 Diary, 設計のプロセス Design Process |
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古民家の空調工事と、コンセント工事が完了しました。日本の古い民家は各部屋が障子や襖で仕切られているため、壁というものがほとんど存在しません。そのため、エアコンを取り付けたり、コンセントを増やしたりする場合、一工夫必要です。今回は工事費用は掛かってしまいましたが、天井裏を利用したダクト式のエアコンを取り付けました。
本体を天井裏に隠し、吸い込みと吹き出し口を木製ガラリで作り、天井板と色を合わせて取り付けました。
こうすると、古い和室の雰囲気を損なわずに済みます。
またコンセントは、配線は床下を通し、畳の一部を切り込んで、コンセントボックスを制作して埋め込みました。
古いものに対し敬意を払い、それをうまく活用しながら次の世代に引き継いでいくことが大切だと思います。空調工事のため、蚕部屋だった屋根裏に入ったところ、古い架構をそのまま見ることができました。
ちょっと感動ものですね。
投稿者:Shiho Takematsu |
工事の様子 Construction Site Diary, 建物の完成 Project Completion |
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7月2日(土)千葉県香取市佐原で町並み再生事例の見学会を行いました。
この日は、前日までの曇り空から一転して蒸し暑い日になりました。
私は、スタジオ宙に入社して、初めての佐原訪問でした。
今までは写真や図面でしか見ていなかった佐原に行き、自分の肌で空間を感じることで、写真ではわからなかった空間のもつ心地良さを感じました。
申し遅れましたが、私今年の4月に入社致しました、新人スタッフの武松 志保と申します。
今後もNEWSの更新などを行っていきます。皆様宜しくお願いします。
ここからは、佐原見学会の一部をご紹介致します。
約15年にわたり、町並みの保存、修繕を行ってきた郡と遠藤の説明をききながら、見学会は進んでいきます。古い材と新しい材の色の違いを眺めていると、少しずつ取り替えながら歴史を刻む木造の良さを感じました。実際に空間に入ると、材木の香りや、外から差し込む光を肌で感じ、とても心地の良い時間を過ごすことが出来ました。
千与福内観
お昼はスタジオ宙の手がけたレストラン「千与福」で美味しいランチをいただきました。
実は、千与福は改装ではなく、「新築」なのです。
外観は町並みに合わせていますが、内部は現代的な空間になっています。
与倉屋さん主屋
与倉屋さんの大土蔵外観
与倉屋さんの大土蔵内観
予定になかった与倉屋さんの大土蔵を、特別に見せていただくことができました。
中に入ると、複雑に組まれた丸太の小屋組の迫力に圧倒されました。
ミラーボールを天井から下げて若者向けのイベントを開催するなど、古い倉をただ保存するだけでなく、現代のニーズに合わせていろんな活用をしているようです。
さらに中庭へも通していただき、江戸時代から残る醤油を醸造していた倉や、レンガ作りの煙突、戊辰4年(明治4年)から立つお神楽造の住宅など、様々な時代の建物も見せていただきました。
レンガ造りの煙突
お神楽造りの住宅
その後私達は「いなえ」へ移動
いなえ(2007年~2012年まで三期にわたり改修工事を行った)
あまりの暑さに、いなえでかき氷を食べながら一休み。
佐原の町についての話が盛り上がり、危うくバスの時間に遅れそうになりました。
私達はおよそ5時間かけて佐原の町を歩き、伝統を守りながらも進化していく建物とそれを守っていく佐原の人々の取り組みにとても魅力を感じました。
投稿者:Shiho Takematsu |
建物の完成 Project Completion, 日常風景 Diary |
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私達が芦屋で設計した「ギャラリー福芦庵」(ふくろあん)が今月末OPENします!これは、住まいを町に開く試みの一つ。庭につながる土間の玄関をギャラリーとして使える設計です。また、居間には屋根を突き抜ける階段があり、住まいは空にも開いています!
第一回目は、芦屋市在住の陶芸家、林理恵の作陶展。
2016年 6/30(木)〜7/2(土), 7/7(木)〜9(土) 11AM〜16PM。
蓮をmotifにした器がそろいます。
予約制です。
来場希望の方は fukuroan@gmail.comに連絡ください。
アクセス情報送りますとのこと。
この住宅(観天望居)の紹介ページ
投稿者:Yumi Kori |
お知らせ News, 建物の完成 Project Completion |
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西東京市の文化財に指定されている江戸時代(天保9年)の稗倉の修復が完了しました!
稗倉を近くの子供達や近隣の方々にもっと安全に楽しく見て頂けるようにしたいという地主さんの要望を元に、文化財をもっと知ってもらうため稗倉の周辺環境を整備し、修復を行いました。
今回は、草木も自由に生え放題、文化財であることを教えてもらわないとなかなか気付けないような場所に位置していたこの稗倉をどのようにして修復したのかその一部始終をご紹介いたします。下は、改修前の写真です。
まず、この稗倉の傾きや、伸びきった植栽を整えるべく吊家を行い、倉を一旦移動させました。
なんと倉を動かしたら下には傾きを調整するために置いたであろう石臼などがたくさん出てきたのです!!これは何かに使えそうですね!
その後石臼等をいったんどかして、地盤改良をおこない土地の傾きをなおして、倉を以前の位置よりも少し手前に動かし、倉の後ろの動線も確保しました。
そして植栽を新たに植え直し、倉の下にたくさん眠っていた石臼を飛び石にしたり、倉周辺に伊勢砂利を敷いたり、かつて使われていたであろう農具達をレイアウトして…
このような変貌をとげました。中にはお施主さんのお家にたくさん眠っているかつての農具等を展示してあります。
また夜にはライトアップもされて違った雰囲気をかもしだします。
今回の稗倉の修復では、後から取付けた扉を壁に見えるようなカラクリ扉に作り替えました。このようにして少しずつ取り替えながら1つの建物としてまた時を刻んでいけるところは木造の良い所です。この先もこの稗倉が長い時を刻んでいってくれることを願っています。
投稿者:Shiho Takematsu |
お知らせ News, 工事の様子 Construction Site Diary, 建物の完成 Project Completion |
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