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郡裕美とルカ・ゼヴィ氏による、「建築と記憶」展開催@イタリア文化会館

— ARCHITETTURA E MEMORIA -Un dialogo tra Italia e Giappone nelle opere di Yumi Kori e Luca Zevi- —

10月11日(水)〜26日(火)までの2週間

イタリア文化会館にて

建築家 Luca Zevi 氏と郡裕美が、「建築と記憶」というテーマで対談、
同時に2人の作品展示をします!

Luca Zevi氏は名著「空間としての建築」の著者ブルーノ・ゼーヴィの息子さんで、イタリアで活躍する建築家です。

イタリアのホロコースト美術館を手がけ、記憶と建築についての深い考察をされています。

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「建築と記憶」

 ー郡裕美とルカ・ゼーヴィの作品における日伊間の対話ー

●展覧会会期:10月11日ー 26日(入場無料)

●イタリア文化会館(九段下)1階ギャラリー
〒102-0074 東京都千代田区九段南2−1−30

●10月11日(火)PM6:00~対談  @アニェッリホール
                          PM7:30~レセプション 
@1階ギャラリー

 

建築は、様々な記憶の集積によって形成されています。

そ の土地の歴史や風土、そこに生活している人々の記憶、また、建築が作られる過程、石や木など建材そのものにも記憶があり、それらが、からみ合い、溶けあい ながら建築は作られ、空間が生み出されています。そして、長い年月をかけ積み重なり、町並みが生まれ、都市が発展し、また伝統技術も培われていきます。
郡は建築や空間作品を創る時、しばしばその記憶を紐解き抽出しながらイメージ作りの依りどころとします。結局それらの作品も郡の記憶が重なってできているのです。

今回この展覧会を通して、建築という概念が生まれたヨーロッパで生まれ、そこで活動されているゼヴィ氏と、日本で生まれ育った日本人の郡とが、各自の作品とダイアローグを通して、記憶、建築、自然、都市について考えるきっかけになればうれしいです。

そして二人の記憶が皆様の記憶の中にどの様に映るのか、興味は尽きません。
是非おいで下さい。

 

郡裕美とルカ・ゼーヴィ氏の講演会参加ご希望の方は

下記URLにありますメールアドレスからお申し込み頂きますようお願い致します。

http://www.iictokyo.esteri.it/iic_tokyo/ja/gli_eventi/calendario/2016/10/conferenza-dialogo-sull-architettura.html

投稿者:Shiho Takematsu |  お知らせ News, 展覧会情報 Exhibition Info, 美術の仕事 Art, Stage Design, 講演会 Lectures |  記事本文

ドイツ 光のアートフェスティバルに作品出展

— Lichtkunstfestival@ Gppingen, Stuttgart, Germany —

2016.09.17-2016.10.09までの3週間

ドイツ、シュトゥットガルトの近くにあるグッピンゲンという町で開催される『Lichtkunst festival(光のアートフェスティバル)』に、郡裕美が『Infinity Device(携帯無限装置)』を広場に設置します。

Lichtkunst festivalは多くのアーティストが光をテーマに集うアートフェスティバルです。郡は教会の前の広場に、小さな空間の中に広がる光の無限と影の無限を表現したアート作品、「Infinity Device(携帯無限装置)」を設置します。

郡の作品については、『Lichtkunst festival(光のアートフェスティバル)』のサイトでも紹介されているので、是非ご覧下さい

http://www.kulturregion-stuttgart.de/english/yumi-kori/

以前日本で行われた展示についてはこちらの記事をご覧下さい。

https://www.studio-myu.com/news/archives/2964

現地での作品展示の様子は9月17日以降にまたアップする予定ですので、日本にいる皆様も楽しみにしていて下さい。

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投稿者:Shiho Takematsu |  お知らせ News, 美術の仕事 Art, Stage Design |  記事本文

ギャラリー福芦庵OPEN! 観天望居で展覧会。

— Our designed Gallery Fukuroan will Open this month! —

私達が芦屋で設計した「ギャラリー福芦庵」(ふくろあん)が今月末OPENします!これは、住まいを町に開く試みの一つ。庭につながる土間の玄関をギャラリーとして使える設計です。また、居間には屋根を突き抜ける階段があり、住まいは空にも開いています!
第一回目は、芦屋市在住の陶芸家、林理恵の作陶展。
2016年 6/30(木)〜7/2(土), 7/7(木)〜9(土) 11AM〜16PM。
蓮をmotifにした器がそろいます。
予約制です。
来場希望の方は fukuroan@gmail.comに連絡ください。
アクセス情報送りますとのこと。
この住宅(観天望居)の紹介ページ

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投稿者:Yumi Kori |  お知らせ News, 建物の完成 Project Completion |  記事本文

江戸時代の稗倉修復完了!

— — Grain storage house Restoration has completed. — —

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西東京市の文化財に指定されている江戸時代(天保9年)の稗倉の修復が完了しました!

稗倉を近くの子供達や近隣の方々にもっと安全に楽しく見て頂けるようにしたいという地主さんの要望を元に、文化財をもっと知ってもらうため稗倉の周辺環境を整備し、修復を行いました。

 

今回は、草木も自由に生え放題、文化財であることを教えてもらわないとなかなか気付けないような場所に位置していたこの稗倉をどのようにして修復したのかその一部始終をご紹介いたします。下は、改修前の写真です。

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まず、この稗倉の傾きや、伸びきった植栽を整えるべく吊家を行い、倉を一旦移動させました。

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なんと倉を動かしたら下には傾きを調整するために置いたであろう石臼などがたくさん出てきたのです!!これは何かに使えそうですね!

その後石臼等をいったんどかして、地盤改良をおこない土地の傾きをなおして、倉を以前の位置よりも少し手前に動かし、倉の後ろの動線も確保しました。

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そして植栽を新たに植え直し、倉の下にたくさん眠っていた石臼を飛び石にしたり、倉周辺に伊勢砂利を敷いたり、かつて使われていたであろう農具達をレイアウトして…

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このような変貌をとげました。中にはお施主さんのお家にたくさん眠っているかつての農具等を展示してあります。

また夜にはライトアップもされて違った雰囲気をかもしだします。

 

今回の稗倉の修復では、後から取付けた扉を壁に見えるようなカラクリ扉に作り替えました。このようにして少しずつ取り替えながら1つの建物としてまた時を刻んでいけるところは木造の良い所です。この先もこの稗倉が長い時を刻んでいってくれることを願っています。

 

投稿者:Shiho Takematsu |  お知らせ News, 工事の様子 Construction Site Diary, 建物の完成 Project Completion |  記事本文

東日本大震災で半壊した味噌倉、修繕完了。

— Miso storage house Restoration has completed.  —

震災の被害で半壊した味噌倉。5年後、やっとのことで修繕工事がおわりました。
この倉は、スタジオ宙が手がけた千葉県香取市佐原にある古民家カフェ「しえと」の中庭にあるため、工事のため、カフェはしばらく休業していました。「カフェしえと」一日も早く再開店されるといいですね。待ち遠しいです。「カフェしえと」のHPは、こちら。http://www.shuhari.co.jp/shieto/

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投稿者:Jun Honma |  お知らせ News, 建物の完成 Project Completion |  記事本文

2015年日本建築学会賞(業績)受賞しました!

— Yumi Kori & Toshiya Endo, Recieved AIJ Prize 2015 by Architectural Institute of Japan —

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1996年より、郡裕美+遠藤敏也/スタジオ宙一級建築士事務所が取り組んで来た、「伝統的建物の再生と新たな価値の創造-佐原 町並み再生プロジェクト」2015年の日本建築学会賞 業績部門の受賞をしました。建築学会賞は、近年中に完成した学術・技術・芸術などの進歩に寄与する優れた業績にあたえられるもので、一般社団法人 日本建築学会が設けている国内で最も権威のある建築の賞です。受賞理由として、「本業績は、地域に密着した継続的かつ創造的な取り組みであり、ここで実践されたプロセスと考え方は、佐原のみならず全国の歴史的な建造物および町並み再生への示唆に富むものである。」と評価され、大変光栄です。これからも、気持ちを引き締めてますます頑張って行きたいと思います。
建築学会のリンクは、こちら http://www.aij.or.jp/2015/2015prize.html
また、プロジェクトの概要は、以下を参照ください。

We have been working on historical preservation projects in Sawara, Chiba since 1996. We understand that a townscape is not only about visible surfaces, but also about the “space between” that acts as a vehicle for the interaction between public and private, nature and buildings.  We restored and designed an under-eaves space and a courtyard to create depth in the town facade that induces an organic relationship between individuals and the town. We understand historical preservation projects as a bridge between the past and the future. Therefore, we did not seek only to reconstruct historical forms, but also to create new values and aesthetics in our everyday life.

投稿者:Jun Honma |  お知らせ News, 建築賞 Award |  記事本文

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