「ギャラリー+住宅」 K邸_スタディー模型で設計検討
— Design study for the Gallery House in Tokyo —
外観の検討:模型を作って建物の形を検討する。
小さな家だけど、窓の取り方を少し変えるだけで様々な印象の外観が生まれる。
思いつくまま、何通りもファサードデザインを作ってみる中で最善のデザインを見つける。
外観デザインは、中からの窓の見え方が光の入り方なども検討しながら、裏表、両方からデザインを考える必要があるから大変。
屋根・屋上の検討:陸屋根と傾斜屋根、円形屋根の組み合わせ、様々なパターンを考えてみた。
光を取り入れながら、屋上で洗濯物を干したいという施主の要望と折り合いをつけつつ、、、
建坪が10坪の狭小住宅にとって屋根のデザインは最重要なデザインポイント。
1階のプランバリエーション:階段の位置、開口の取り方、水回りの位置の検討
ギャラリーは、町とのつながりを考えながら、天井の高い展示のための壁を確保し、
倉庫や水回りなどの裏方も重要。。。。
2階のプランバリエーション:階段の位置、開口の取り方、風呂、トイレ、洗面の位置の検討
浴室を寝室とのつながりの中で、居心地良い寛ぎ空間にするには、どんな空間構成がいいのか。。。
3階のプランバリエーション:階段の位置、キッチンの位置、屋根を支える構造の検討
何よりも居心地の良い空間を設計するにはどんな空間構成が良いのか。。。
そして、それらを組み立ててみる。
光の入り方、景色の見え方、プライバシーの問題、、、そして、プロポーション、
様々な空間デザインを検討しながら、最終の設計へと進めていく。
設計のプロセスは、長く、粘り強く、根気よく、頑張るだけ。
投稿者:Yumi Kori | 設計のプロセス Design Process | 記事本文