8.5坪の狭小住宅完成!
— Very Small Passive Low Energy House Completed ! —
道路拡張で残った土地は、間口8.7m 奥行き4.2m。そこに環境共生型の最小限住宅をつくりました。
前から見ると大きな家、横から見ると横から見ると細くて小さな家、BIg/Small House シリーズ第2 弾です。まず、公私の緩衝空間として、縁側と階段を合体させた空気層を設けました。冬は鉄骨階段を使って太陽熱を蓄え、夏はブラインドを閉めて日射遮蔽装置とします。光と風はここから各部屋に届けられ、
ここを介して街の風景が楽しめます。1 階の和室の階段下は、近所の人が気軽に遊びにこられる縁側となり、また、3 階のルーフテラスからは街を一望できます。9 坪に満たない住まいでプライバシーを守りながらも、開放的で明るい空間が生まれました。
Very Small Passive Low Energy House has just Completed! The stairs along the south side of the house are used as sun room / passive solar collector, also works as to prevent from the summer sun light with the combination with the blinds. I applied the Japanese traditional Engawa concept three dimensionally to this house. Engawa area is used both environmental adjustment area and the communication area for inhabinats with the neighbors.
主要用途 : 一戸建ての住宅
構造規模 : 木造 地上3 階
敷地面積 : 38.48m²(11.64 坪)
建築面積 : 29.38m²(8.88 坪)
延床面積 : 76.41m²(23.11 坪)
設計監理 : スタジオ宙/ 郡裕美、遠藤敏也、西山直勝
構造設計 : H&A 構造研究所 平川啓一
施 工 : 有限会社 山下工務店 山下和則
投稿者:Yumi Kori | 建物の完成 Project Completion | 記事本文