スタジオ宙

K邸の近況報告 -地下の配筋-

— Report from K House ~reinforcement work of the basement~ —

小平市のK邸も工事が始まっております。台風の影響に左右されながらも、着々と進んでおります。

今回は地下室を計画しており、約3m程掘っております。

上は山留めの写真です。今回の敷地は地盤の状態はよく、地下を掘っても水脈に当らないので、工務店や構造設計者と感心しておりました。


耐圧盤の配筋の写真です。非常に綺麗に配筋されていています。現場監督さんと鉄筋屋の親方は25年来のお付き合いのようで、互いにどうやればうまく出来るのか、相談しながら、私たち設計者にも提案してくださるので、とても刺激になります。


地下の壁の配筋まで終わりました。今回、地下室は一階部分までが吹き抜けとなった天井高の高い空間となる為、ラーメン構造での設計なのですが、壁構造のように柱は薄く設計しています。なので、コンクリートが打たれると、ラーメン構造には見えないと思うのですが、配筋の状態では柱と梁の構造で成り立っていることがよく分かります。

投稿者:Yuli Sasai |  工事の様子 Construction Site Diary |  記事本文