スタジオ宙

マンションのリノベーション提案

— Proposal for apartment renovation —

先日、都内に建つ3LDKのマンションの改装を依頼されました。
南北に細長い、マンションの典型的な間取りです。

現状の間取り(上記左図)では北側の個室と南側にあるリビングが分断され家族の気配が感じられません。
そこで真ん中の納戸や壁を取り、 南北に光と風、視線が通り抜ける空間の提案をしました(上記右図)。
こうすることで家族の気配が感じられ、北側にいても南側の暖かさや大きな窓越しに見える景色を楽しむことができます。
また、新設する和室は、床の高さを上げてリビングの家具などに視線をじゃまされずに和室からも景色が楽しめる様になっています。

[提案した間取りのイメージ図]
南北に室内空間が繋がる様子がわかります。

[現状の間取り: 南側バルコニーから室内を眺める模型の写真 ]
個室の壁が南北を分断しています。

[提案した間取り: 南側バルコニーから室内を眺める模型の写真]
納戸や壁を取ることで光と風が通り抜ける空間になります。


現在、模型や図面でいろいろと検討中です。

投稿者:Tanimura |  設計のプロセス Design Process |  記事本文