周りの建物を測定して設計する。
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オープンデスクの松本です。
今日は僕が模型をお手伝いさせていただいた物件について紹介します。
東京の大森にある3世帯住宅+カフェです。敷地は周りが隙間無く大小様々なアパートに囲ま
れています。このような状況では互いにベランダや窓の位置がとても重要になるということ
で、実際、現場に一人で行かせていただき、周りのアパートの配置や窓、ベランダの位置を計
りにいきました。上の模型写真(白: 設計している建物、茶:既存アパート)が敷地との関係です。
建築家はここまでやるんだなと感心し、自分もここまでこだわれる設計がしたいと思いまし
た。
模型も徐々に進んでいき、キャンティレバーを用いた動きのあるダイナミックな建築になりま
した。しかし、ファサードがなかなか決まらず、いろいろなパターン( 上の写真はその一部 )を
つくっては考え、つくっては考え、納得いくまでパターン出しをしました。
模型をはじめ、図面や現場など想像以上に多くのことを体験させていただき、教えていただい
たことを感謝しています。本当にありがとうございました。
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