YUMI KORI ART WORKS

2011年11月の記事

Tamatebako, Mattrres Factory 美術館での展示

— Set up at Museum to Invite People to Experience —

Tamatebako は、パイプと布で出来た可動式の建築インスタレーションで、どこにでも簡単に持ち運んで設置できます。先月、米国ピッツバーグのマーケット広場で発表、その後、マットレスファクトリー美術館にも設営されました。残念ながら私は、仕事の関係で渡米できませんでしたが、これからピッツバーグの学校、公園、美術館などを巡回する予定です。遊びながら、みんなが建築や空間について考えるきっかけになるといいなと思っています。

Yumi Kori't Tamatebako at Mattress Factory Museum, USA

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Tamatebako 旅するインスタレーション

— Tamatebako, Transportable Installation in Public Space —

Yumi Kori

Yumi Kori's Tamtatebako Sketch Up

Image Sketch for Portable Installation, Architectural device in which people can discover another space in Public Space.

小中学校で建築や空間について学ぶ授業がないのはおかしい!
そう思っているのは、日本人だけでなくアメリカでも同じ。
というわけで、米国ピッツバーグ市にあるマットレスファクトリー美術館の教育部のリクエストで、
遊びながら空間について考えたり発見できたりする装置を作り、Tamatebako と名付けました。

大きさは巾3m角、高さは2.1メートル。子供も大人も、作品の中に入って気ままに楽しめる体験型のアートです。外観と内側に広がる空間の印象や手触りは全く違い、作品に入ってしばらくすると、異次元に居るように感じられたり、今まで考えたこともないような空間の可能性が発見できる…かも。

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豆腐屋さんの、人生がすっぽり入った懐かしい住まい

— Tofu Maker, The house, factory, shop are together and create comfortable life style. —

事務所の近所にある豆腐屋さん。

毎朝、できたてほやほやの豆腐が並んでいる。

仕事場とお店と住まいがひとつになって、

人生がすっぽり入った懐かしい住まいがそこにある。

ひとつひとつ丁寧に作られたお豆腐、おあげ、おから、がんも…。

見ているだけうれしくなって、通りがかると思わず買ってしまう。

おじさん、いつまでも元気でおいしい豆腐を作ってくださいね。

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眠ったまますごいスピードで移動し続けるということ。

— Keep moving with high speed while sleeping. —

大学の授業に向かう途中、

うつらうつらして、ふと目覚めると、

つくばエクスプレスの中で

不可解なアラーム音を奏でる広告写真のコピーを見つけた。

本当に、

どうしてこんな時代に生まれてしまったんだろう。

気を失ったように眠ったまま、

毎日、体だけがすごいスピードで移動し続ける。

それが当たり前な生活なんて…。

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夕焼けにゴーヤの名残り

— Left Over Green Curtain added another layer on the Sunset View on studio MYU roof garden. —

今年は、いろんなところでゴーヤの緑のカーテンを見かけました。

エアコンをなるべく使わない生活、少しは実践できたかしら…。

3.11以降の日本。もっともっと自然と仲良くなる生活をしたい。

私がいつも仕事をしているスタジオ宙の事務所は、吉祥寺の町を一望するペントハウス。

夏の役目を終えたゴーヤのシルエット、

東京の夕焼け空に奥行きを与えてくれて、ありがとう!

スタジオ宙のルーフテラス

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