宇宙人がみる地球の風景1.2.3…
— This is Architecture!!? —
まるで宇宙人の目のような 2つの裂け目。
青空、地平、土砂、ちょっと角度を変えるだけで、見える世界が全く違う。
まるで宇宙人の目のような 2つの裂け目。
青空、地平、土砂、ちょっと角度を変えるだけで、見える世界が全く違う。
空き地が、まわりに建設中の現場仮囲いシートで、囲われている。
地上げに失敗した空き地だろうか?
空き地という「空白」が布で包まれているというこの状況、どこかコンセプチュアルなアート作品のようだ。どこかナンセンス感が漂いながらも、敷地について、空間について、土地を所有するということについて、いろいろ考えさせられる。
こんな作品、作ってみたいとは思うけど、普通は予算がなくてとても出来ない。でも、こうやってヒョイっと、偶然に実現されている。町は、見方によっては美術館よりずっと楽しい。
何でもかんでも囲ってしまうラッピングの作品を作ったのは、アーティストのクリスト。しかし、いくら彼らでも、まさか空き地を囲うわけに行かなかっただろう。。。
これは、クリストを超える偉大なアート作品かも!!!
投稿者:yumi | Art Project, アート, 建築, 町で出会ったこと | 記事本文
ランドスケープ・デザイナーの井上洋司さんのお誘いで、西部立川で行われたArt in Farm に参加した。農地の今日的意義を、アートを通じて模索・提唱していく運動だという。農地に「風を感じるアート作品」が設置され、そこでコンサートを楽しんだ。
しかし、なんといっても畑から自分で野菜を収穫するという方式の野菜の即売会が、ワイルドで超刺激的だった。ニンジンをズボッと大地から引っこ抜いた、その土の感触が今も手に残っている。帰宅して早速作ったニンジンサラダは、甘くって本当に美味しかった。
これは、先日、ニューヨークにある、Museum of Art and Design で見たアート作品。銀色に光るロープは、ポールとポールを結び、互いに絡み合っている。それは、まるで人と人の絆を表現した作品に見えた。でも、最初はステンレス製か銀製の作品かと思ったが、よくみるとシルバー色に光って見えるのは金属ではなくて、シルバーコーティングされたガラス製。
なるほど。作者の意図がだんだんわかってきた。(といってもコンセプト文を読んだわけではないので、私の単なる曲解である可能性は大。)一瞬、頑丈に見える互いの絆も、実は、簡単に粉々に壊れてしまうかもしれない硝子のようなもの…だということを言いたかったのかしら…?。
形と素材、両方がいっしょになって意味を表現した、興味深い立体アート作品だと思った。
名古屋駅前のミッドランドスクエアーの地下で母と待ち合わせをした。コロンビア大学で学生だった頃からのお気に入りだったニューヨークのカフェDean & Delucaの支店をみつけ、うれしくなってカプチーノを飲みながら待つ。ニューヨークと同じ大理石の丸テーブルに置いてあるカプチーノの泡を眺めていたら、一瞬、時間と空間がワープし、自分がいる場所が日本なのか、ニューヨークなのか、よくわからなくなった。
ネオンライトが歩道にはみ出し、町をどんどん侵略する。公私の境界が不思議に混じり合う夜のニューヨーク。何層にも絡み合った光のインスタレーションの中、ワクワクしながら帰路につく。これはパブリックアートの域に達しているかも…。
ごまめ、別名、田作りは、カタクチイワシの乾燥品を調理した料理。暖かいご飯と一緒にいただくと最高に美味しい。母の定番の一品。一尾、また一尾、箸に「捕って」いただきながら、思った。「このお魚さん達に申し訳が立つように、今日も一日、がんばろうーっと!」