言葉なんていらない。
— film " the Artist" reminds me to think if we need to speak. —
機中でartist という映画を見た。これは、サイレントフィルムから音声入りのトーキー映画に切り替わる1930年頃をテーマにつくられた映画で、映画自体が白黒でおまけにサイレントフィルム。それだというのに、最近アカデミーショーを受賞したというから、興味しんしんだった。感想としては、「役者のしゃべりがなくて、こんなに感動するのだとしたら、言葉なんていらないのでは。」音楽、演技、カメラワーク、すべてがひとつになって言葉を超えた「ことば」を作り出していた。
機内で「言葉」と「振る舞い」が乖離した、慇懃無礼なフライトアテンダントの態度を見ていたら、ますます「言葉」の意味を考えさせられてしまった。