七草粥。初春を体で味わう。
— The Japanese custom of eating seven-herbs on January 7. —
晴れやかな朝の光を浴びながら、七草粥を食べた。
白く半透明に輝くお粥に映える、若々しい七草の緑色を楽しんだ後、
スプーンですくって口に入れ、香りを楽しんでからおもむろに飲み込むと、
今度は胃がスーッと気持ちよくなって、心地よいバイブレーションが体に広がる。
私にとって七草粥を食べる習慣は、無病息災を祈る儀式というだけでなく、
食べることを通じて春の息吹を体で感じ、元気を貰う新春の楽しみ。