新聞の大きさとパーソナルスペース
— Personal Space and News Paper Size —
電車で新聞を読んでいたら、隣に座ったおばさんから叱られた。新聞は、たて半分に折って読むのがルールらしい。でも、新聞は縦半分に折り畳むととても読みづらいんだもん…。しかし、なぜ新聞社の人がそのような都市的状況に対応してレイアウトを再考してくれないのかは、いつもとても不思議に思っている。
最近、電車の中で新聞を読んでいる人は滅多に見かけない。それは、新聞の大きさとレイアウトのせいか、活字離れのせいか…。もともと新聞紙のサイズは手漉き和紙の大きさと同じくらい。本当は人間の人体寸法にぴったりあったものだったはず。でも、東京では人間そのものが半分に折りたたまれているのだから、新聞だってそれに従う必要があるってことか。ちなみにニューヨークタイムスなど米国の新聞の巾は日本のより狭いから地下鉄でも折りたたむことなく読める。アメリカ人の方が体が大きいのに、どうしてこんなことになっているんだろう。「新聞紙のサイズ」とgoogle したら紙の大きさの変遷、由来などの関連情報がのっていた。こんどゆっくり調べてみることにしよう。