観天望居 東西に長い敷地を生かしながら、どこからも空の景色が楽しめる住まいです。吊階段を昇って屋根を突き抜ければ、日常の生活から切り離された、特別な時間が流れます。清々しい光と風を感じられる、伸びやかな空間が生まれました。土間は人々が気軽に立ち寄れるギャラリーとし、陶芸が趣味の奥様が運営されるここは「福芦庵」と名付けられました。書斎を「福芦小路(ふくろこうじ)」と呼び、ご主人は、読書三昧の生活を夢見ておられます。 兵庫県 木造 地上2階建 写真 / 下村康典(C)